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米子医療センター看護部

 米子医療センターのホームページにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。
当院は、鳥取県西部圏域の2次救急医療を担う、急性期病院として診療を行っております。 「地域の命を支える」を理念に掲げ、がんを発症した患者さんや高齢の患者さん方の医療・看護を担うことのできる地域に根ざした病院です。 また、鳥取県西部地域で唯一の緩和ケア病棟も有し、がん患者さん身体的・精神的苦痛の緩和が図れるように取り組んでいます。患者さんがその人らしく生活できるよう地域との連携を活かし、 当院の役割を担っていきます。
 看護部は「人と人とのつながりを大切にし、温かく、誠実な看護を提供します」を大切に日々の看護を行っております。患者さんの心に寄り添い、共に歩む看護を大切にしています。 看護師として、豊かな人間性と専門的知識・技術に基づいた看護実践能力を養えるよう研鑽を積んでおります。看護師一人1人がキャリアビジョンを描き、 看護実践能力を高めることができるようキャリアラダーシステムの則った教育体制を導入しています。また、スペシャリストを目指せるよう認定看護師や看護管理者の育成にも力を入れています。

看護部長  元林 千代子

2024年度 看護部目標

  1. 高い倫理観を持ち、安全・安心で誠実な看護を提供する
  2. 地域における当院の役割を認識し、地域貢献できる
  3. 診療報酬の改定に基づいた、病院経営の改善を図る
  4. 看護専門職として昨年より成長する
  5. 働き続けることができる、勤務環境を構築できる

 

病棟紹介

3階病棟(小児科・呼吸器内科・循環器内科・内科)

病棟の特徴・看護について

小児科と成人の混合病棟です。小児科は救急診療を担っています。小児科の主な疾患は感染症・気管支炎などです。呼吸器内科の主な疾患は 肺がん・肺炎などです。気管支鏡や肺生検・睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を行っています。循環器内科の主な疾患は心不全・心筋梗塞・不整脈などです。ペースメーカ植え込み術や心臓カテーテル検査を行っています。みなさまに安心して入院生活を過ごして頂けるよう専門性のある看護を提供しています。

4階病棟(血液腫瘍内科・化学療法)

病棟の特徴・看護について

 4階病棟は、がん薬物療法を受ける患者さんに対応できる病棟となります。特徴的なのは、免疫力の低下した血液疾患患者さんが受け入れられる、クリーンルーム(無菌室)設備を有した造血幹細胞移植センターがあります。 感染管理には十分注意を行い、患者さん方が、安心して治療ができる環境を整えています。
 薬剤が多様化し、がん薬物療法で発症する副作用は患者さんにより異なります。治療を継続していくために、入院中から退院後のことを見据え、患者さんの生活スタイルに合わせたセルフケアが自宅に帰ってからもできることを目標に、 患者さんとともに日々考えながら、看護実践を行っています。

5階病棟(外科、胸部・乳腺外科、泌尿器科、歯科・口腔外科)

病棟の特徴・看護について

 5階病棟は外科系疾患の病棟で主に、消化器外科の疾患や、胸部乳腺外科の疾患、泌尿器科の疾患で手術を受ける方、歯科口腔外科の手術を受けられる方が入院されています。 手術前には手術前後の説明を行い、患者さんの気持ちに寄り添い不安なく手術が受けられるように援助します。手術後は合併症を起こすことなく早期離床・早期回復ができることを目指して痛み止めを使いながら動けるよう援助しています。 緊急手術や侵襲が大きい手術にも対応できるよう、術後のリカバリー室4床を完備しています。退院前には家での過ごし方や注意事項を説明し安心して退院できるように援助します。 また、泌尿器科、消化器外科の術後患者さんを中心に排尿自立を目指し排尿ケアチームによる介入で包括的な排尿ケアを行っています。

6階病棟(整形外科)

病棟の特徴・看護について

6階病棟は整形外科を中心とした50床の病棟です。患者さんが回復に向かうことができるよう支援を行っています。
病棟では、外傷後の手術前後・早期のリハビリ期等の看護を行っています。そして、他のメディカル スタッフと連携を取りながら、退院後それぞれの生活の場をイメージしながら援助を行っています。
高齢者の患者さんを受け入れることも多く、内科疾患・認知症を併せ持つ方へのかかわりも必要となります。整形外科の専門的知識だけでなく幅広い知識を持って、安全で安心できる医療を提供できるよう学習を続けています。患者様一人一人を大切にした看護を実践できる病棟となるよう頑張っています。

7階病棟(消化器内科・外科、腎臓内科、糖尿病・代謝内科)

病棟の特徴・看護について

7階病棟は消化器内科・外科、腎臓内科、糖尿病・代謝内科を主に受け入れている病棟です。消化器内科は内視鏡室での検査・処置の介助も行っており、病棟と連携しながら内科的治療の看護を行っています。外科は、手術前・後の患者さんを受け入れ、人工肛門を造設された患者さんへ手技獲得の指導を皮膚排泄ケア認定看護師と一緒に行っています。腎臓内科は人工透析導入やシャント造設後の患者への生活指導を行っています。糖尿病・代謝内科は糖尿病看護認定看護師のサポートのもと、糖尿病患者さんの生活指導を行っています。他部門と連携をとりながら、患者さんやご家族の思いに寄り添った看護を提供できるよう頑張っています。

8階病棟 (緩和ケア病棟)

病棟の特徴・看護について

 緩和ケア病棟は8階に位置しており、北には日本海が広がり南には大山をはじめとした自然豊かな山々を望むことができます。病棟内は全室個室で、安らぎや、穏やかな気持ちで過ごせるような空間となるよう心掛けています。
 緩和ケア病棟は「患者さん一人ひとりの思いを尊重し、『その人らしい』穏やかな暮らしを支える」ことを大切にしています。患者さんの大切な時間とご家族との絆を大事にし、その人らしく、 穏やかな時間を過ごしていただけるようにチームで支援を行っていきます。症状を和らげ、外出・外泊などのご家族と過ごされることへの援助を致します。
 私たち自身も、患者さん・ご家族の笑顔から癒しとパワーをもらい、患者さん一人一人に寄り添える看護を実践していくことを心掛けています。

外来

病棟の特徴・看護について

 外来には1日約350人の患者さんが来院されます。外来は26の診療科とがん化学療法センター、腎センター、内視鏡検査室で構成されています。 がん化学療法看護認定看護師、緩和ケア認定看護師、がん放射線看護認定看護師、糖尿病看護認定看護師を配置し、入院・外来通院中の患者さんの不安や身体的な問題に対し、専門的知識を活用した看護実践を行っています。 また専門外来(フットケア外来、リンパ浮腫外来、ストーマ外来、透析予防外来)では、資格を有する医師、看護師をはじめとするコメディカルスタッフが協働で治療・ケアを行っています。 患者さんに温もりのあるサービス提供と安全な看護の実践を心がけています。

手術室

病棟の特徴・看護について

手術室では主に5診療科、外科、整形外科、胸部・乳腺外科、泌尿器科、歯科・口腔外科の手術を行い、年間約2,000件の症例があります。顕微鏡での手外科手術も行っています。
術後侵襲を最小限にできるよう腹腔鏡、胸腔鏡、膀胱鏡、関節鏡を駆使した手術にも取り組んでいます。
術前・術後訪問にも力を入れ、患者さんに安心して手術に臨んでいただけるよう努めています。

認定看護師

認定看護師についてご紹介します。

新採用者研修

教育研修

 看護部の教育理念に基づき、院内教育プログラムの作成、新人看護師研修、クリニカルラダー別研修の企画、実施、評価などを行っています。

教育担当看護師長 

【新人看護師への教育と支援体制】

 当院ではプリセプター、新人支援ナースが中心となって新人看護師(プリセプティ)の支援を行っていきます。プリセプターは、新人看護師の最も身近な相談役として主に精神的な支援を行います。 新人支援ナースは基本的な知識、技術、態度などを指導していきます。また、プリセプターや支援ナース以外の先輩看護師も新人看護師を支え、ともに成長していける環境づくりを行っています。
新人看護師は1年間、赤い名札を付けます。米子医療センターで一緒に働く仲間として他部門の方とも職員間のコミュニケーションを高めながら共に働く仲間づくりを行っています。
 先輩看護師とともに日々の看護を行い、OJT年間教育プログラムに沿って、クリニカルラダーレベルⅠの取得に向けて取り組みます。ラダーレベルⅠの看護実践能力到達目標は「看護実践に必要な基本的能力を習得する」です。

 〈新人研修の様子〉

【新人看護師以外の看護職への教育・支援】
 国立病院機構の 「看護職員能力開発プログラムVer.2 ACTyナース」に基づいた教育計画で看護師のキャリアアップを支援していきます。 看護職員一人一人が、どのような看護師になりたいのか、どんな看護をしたいのかを大切にし、当院が育成したい看護師像を目指して、看護の質を高めながら共に成長することを目指し、院内の教育を支援します。

【中途採用・配置換え看護師教育プログラム】
 中途採用・配置換え看護師自らも自己啓発に努めキャリアアップにつなげていけるよう支援体制の整備を行っています。中途採用・配置換えの方を対象に、新しい環境で人と場所に慣れ、成長できるよう支援を行っていきます。

再就職支援研修会

国立病院機構米子医療センターは、再就職支援研修を実施しています。

副看護部長 

実施日

現在、新型コロナウイルス感染拡大防止により、当面の間、中止とさせていただきますのでご了承ください。
再開の時期につきましては状況を考慮し、ホームページ上にてお知らせいたします。

場所

会議室・スキルアップラボ室(技術研修)

プログラム

1日コース13:00〜16:45
2日コース13:30〜16:45 13:30〜16:00

1日コース

13:00〜13:45 45分 看護の動向、病院案内
13:45〜14:15 30分 スタンダードプリコーション
14:15〜15:00 45分 点滴静脈注射、輸液ポンプ、採血
15:00〜15:30 30分 酸素吸入、吸引
15:30〜16:15 45分 救急蘇生、生体モニター
16:15〜16:45 30分 膀胱留置カテーテル
意見交換・終了

2日コース 上記に追加して

13:30〜14:00 60分 スキンケア・除圧
14:00〜14:30 30分 化学療法
14:30〜15:00 30分 与薬、麻薬の管理
15:00〜16:00 60分 医療安全・看護体制
意見交換・終了

応募される方は、希望日の1週間前までに、下記にご連絡下さい。
平日8:30〜17:15の間にお願いいたします。

TEL :0859-33-7111
FAX :0859-34-1580
担当者:副看護部長、庶務係長