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第69回国立病院総合医学会 報告

血液造血器疾患看護ネットワークについて

報告者 4階病棟 副看護師長 田邊 久美子

国立病院総合医学会が開催された札幌で今年度2回目の血液造血器疾患看護ネットワークに参加しました。
現在、全国のNHOの血液疾患患者を看護している施設、28施設が参加しています。米子医療センターは平成22年度から参加し、今年で6年目になります。このネットワークは年間2回の会議と1回の看護研修会を開催しています。
活動内容は看護研究を共同で行うことで成果を共有し、日頃の看護やスタッフ教育に活かそうと取り組んでいます。
これまで「口腔ケア」「ベットサイドでのリハビリ」「防護環境の環境整備」「終末期の看護」「食事指導」などのテーマで28施設が4グループに分かれて看護研究を進め、成果を様々な学会で発表しています。
今年度、米子医療センターは「新人教育」をテーマに3年計画の看護研究グループに参加しています。情報交換はメールでのやり取りがほとんどで、当初はメールが届かなかったり、メール確認が遅くなり足並みが揃わないという難しさもありました。そのためか、実際に顔合わせをしてワーキングする時は、貴重な時間を有効に使おうと、看護研究の方向性の確認や、細かく計画書を作成するなど、充実した時間を過ごすことができました。
「新人教育」はどの施設も悩みを抱えている問題で、血液疾患病棟特有の悩みもあり、興味深いテーマです。この研究の成果を今後、新人教育に活かしていこうと考えています。
また、看護研修会ではスタッフの基礎知識の底上げになるように計画され、4階病棟のスタッフも参加し、病棟で伝達してくれています。
もう一つ、このネットワークに参加して得たものは、人とのつながりです。同じ血液疾患患者さんと関わる方たちと話をすると、頑張らないといけないなと、リフレッシュした気持ちになります。会議に参加して看護研究以外にも、大切なものをもらっているなと感じています。
関係各位の皆様、ネットワークに参加させていただき感謝しています。

参加コメント「ポスター発表と座長」について

報告者 理学療法主任 平野 哲生

10月2日、3日に北海道で行われた国立病院総合医学会に参加致しました。
2日の早朝、出雲空港から羽田空港、千歳空港の空路で向かいましたが、当日は爆弾低気圧が北海道上空にあり、たどり着けるかどうかヒヤヒヤしながらの機上でした。
学会ではポスター発表と座長を行いまいたが、座長の方は初めてで自分の発表よりも終わった後の疲労感が凄かったです。
いろいろありましたが、3日間で味噌ラーメン×3食、ジンギスカン×1食と北海道の食はしっかりと満喫してきました。
ポスター作成等ご協力いただいた方々、ありがとうございました。。
hirano

国立病院総合医学会2015に参加して

報告者 作業療法士 長島 幸生

10月2日〜3日に北海道で行われた国立病院総合医学会2015に参加し、大腿骨近位部骨折に対する早期作業療法の介入効果についてポスター発表を行いました。
初めての発表でしたが、事前にスタッフ間で予行練習を行っていたので落ち着いて発表することができました。
他施設でも患者さんの高齢化が進み動作指導・運動療法の理解、安静度の意識・理解が乏しいなど、当院と同様な問題や課題を抱えている所がありました。
今回の学会では、こちらから発信するだけでなく助言をいただくことが多くあり、情報共有の場としても活用できることがわかりました。
この度の経験を活かし、今後は普段臨床現場で疑問に思うことを中心に自由な発想で研究デザインを考えていきたいと思います。
nagashima

第69回 国立病院総合医学会に参加して

報告者 栄養管理室(栄養士) 田淵 潤子

「高齢者の摂取不良に対し多職種で早期に介入することで自力摂取可能となった一例」というテーマで、当院で提供している『なめらか食』の紹介と、看護師、作業療法士、栄養士が連携し、自力摂取へつなげた症例について発表しました。ポスター発表は大変緊張しましたが、色々な方に見守られながら、なんとか無事終える事ができました。
最近では、国立病院機構のみならず、鳥取県内の老健施設でも『なめらか食』を実施している施設が増えてきています。ハンバーガーやうどんなどの麺類を『なめらか食』で再現している病院もあり、その病院の調理師のお話しを伺うことができ、とても勉強になりました。
今後も他施設の取り組みを参考に検討を重ね、在宅復帰支援につなげられるような食事提供に努めていきたいです。

tabuchi

なめらか食

なめらか食

常采食

常采食

国立病院総合医学会の発表を経験して

報告者 診療放射線技師 渡谷 悠生

入職して初めて学会に参加させていただきました。学生時代に教員の先生方についていった学会とは違い、規模も大きく様々な職種の方の発表を聞くことができました。
今回私はCTコロノグラフィー(大腸CT)検査について発表させていただきました。先生方や放射線技師の先輩方のご協力のもとポスターを制作し無事に発表を終えることができました。
また他病院でも同じ分野の発表があり、どのような検査の実施の仕方をしているのか、どのようなことに気をつけているのかなど様々なことを聞くことができ私自身とても勉強になりました。
この経験はとても貴重なものとなり、得た情報や知識を今後生かせるように頑張ろうと思います。
北海道を訪れるのは生まれて初めてでした。発表を終えた夜には先生方や放射線技師の先輩方と飲みに行ったりしました。広大で自然豊かな土地でとれたものはとても美味しく、特にジンギスカンは癖がすこしあったもののとてもおいしかったです。

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