49回生 卒業式

 

平成30年3月2日、49回生38名が卒業いたしました。

これから38名は就職先、進学先等で活躍することになります。

いつもパワフルな38名ですので、4月からも元気に活躍してくれると

信じております。

みんな頑張ってね〜!!

教職員一同

 

 

 

クリスマス会を行いました!1年生の感想より

平成29年12月20日に米子医療センター2階外来待合いホールと8階病棟でクリスマス会を行いました。外来待合ホールでは、初めに学生が「サンタさんの起源」についてのお話とクリスマスの劇を行った後、東日本大震災の応援曲である「花は咲く」を患者さんと一緒に歌いました。さらに、米子医療センター看護部の有志の皆さんがエレクトーンとバイオリン、フルートの演奏をして下さり、とても良いクリスマス会になりました。

発表中には患者さんの笑顔が見られ、発表後も患者さんから「良かった」という声を聴きました。今まで大変なこともあったけど、みんなで頑張って準備してきて、本番ではそのような患者さんの姿を見ることができ嬉しく感じ、達成感もありました。

クリスマス会を通して、人に楽しさや喜びを感じてもらえた時の達成感や嬉しさを学ぶことができました。今回経験したことを、今後の学校生活にも活かしていきたいと思います。クリスマス会を開かせていただきありがとうございました。

 

 

感動の宣誓式を終えた1年生より

自分たちでナイチンゲール誓詞について考えたり、キャンドルに込める想いなどをそれぞれ意識して、51回生らしい良い式にすることが出来て嬉しかったです。モニュメントの作成では、40ピースの裏にそれぞれの看護師像への想いを書きパズルを完成させました。このパズルは1つでも欠けると完成することができないので、40人全員で卒業まで頑張りたいと思いました。

私たちの宣誓式のテーマは「一期一会」でした。これからの行事や実習などで関わっていく多くの方々との出会いは、私たちの人生では一瞬のことかもしれません。しかし、その出会いがきっかけで自分の考えが変化したり、自分が相手に与える大きな影響もあると考え、人との出会いを大切にしたいと思います。また、これからの実習では多くの患者さんを受け持たせて頂くと思います。一人一人の患者さんのことを、疾患を含めて観察して、その方に合った看護を一生懸命考えられるようにしていきたいと思います。

 

学校祭を終えて♪

 

平成29年9月29日、30日に本校の学園祭を行いました。今年の学校祭のテーマ、「革新〜歴史と伝統という追い風を受けて〜」をもとに1日目は学術集会があり、各学年の前期の学習発表、2日目はステージイベントなど様々なブースでの活動を行い、地域の方々とともに楽しみました。学校祭を終えて学生は、1日目は、各学年の発表を聞いて、「どの学年の発表も手が込んでいて、内容も学年が上がるにつれて濃くなっていき、とても勉強になった」「普段会話をすることのない先輩、後輩と会話をし、たくさんのアドバイスが聞けていい時間になった」などと振り返りました。2日目は、「地域の方々の喜ぶ姿が見られて良かった、一生懸命準備してきた甲斐があった」「緊張していたが、成功して良かった。各ブースどこも楽しく充実した時間が過ごせてよかった」などと振り返りました。2日間を通して、普段あまりかかわることができない他学年や地域の方々と触れ合うことができて充実した2日間だったと思います。また、それぞれが自分の役割を理解し、実行委員を中心に前日までの準備、当日の動きをしっかり行い、達成感の得られた2日間でした。

学校祭を開催します!!

 

平成29年9月30日(土)10:00〜学校祭を開催します!

皆様のお越しをお待ちしております!!

大山研修に行ってきました!!

平成29年7月18日・19日に1年生(51回生)の大山合宿がありました。1日目はまず、午前中に大山赤松の池でカヌーをしました。午後からは大山青少年の家に移動し、オリエンテーリング・野外炊飯カレー作り・肝だめしを行いました。野外炊飯では、全員が積極的に自分のできることを探して協力し合ったので、予定よりも早く終わることができました。2日目の午前中は、野外炊飯でピザ作りをし、午後からは体育館で球技大会をしました。大山合宿を終えて学生は、「クラスみんなの心の温かさを実感しました。」「苦手な肝だめしもみんなと一緒に楽しく過ごすことができました。」などと振り返りました。今回の研修では、クラス全員が積極的に活動に取り組むことで、効率的に進めることができ、学年の仲をより深めることができました。今後も、今回の研修で培ったチームワークを生かし、日々の生活や実習などさまざまな行事も全員で力を合わせていきたいです。

オープンスクールを開催しました!

平成29年7月15日土曜日にオープンスクールを開催し、高校生をはじめとした71名の方に参加していただきました。本年度は、「ひろげよう、看護の羽を」というテーマのもと企画を進めました。4月下旬からは、毎週リーダー会を行い、より良いものになるよう何度も内容を検討しました。当日は、テーマをもとに6つの体験ブースを準備し、体験していただきましたが、参加者、学生間も和気藹々とした雰囲気で無事に終えることができました。終了後のアンケートの中には、「体験が面白かった」「勉強になった」などの感想があり、看護の羽を広げるきっかけになったのではないかと思います。

七夕会を開催しました

〈七夕会〉

平成2977日に米子医療センターの2階外来ホールと、8階病棟デイルームで七夕会を開催しました。

1年生(51回生)が中心となって出し物を企画し、劇や歌を披露したり、2階では、看護部有志の方が演奏されたりしました。

8階病棟では、学生がハンドベル、ピアノ、カスタネットなど、様々な楽器で演奏したり、歌を歌ったりしました。

短い準備期間ではありましたが、患者さんに少しでも楽しんでいただけるように、手話をしながら歌うなどの工夫を考え、

昼休みや放課後を使い練習を重ねてきました。

七夕会を終えて、2階・8階でそれぞれ出し物を行った学生は

「劇はみなさんに楽しんでいただくことができ、世界に一つだけの花を歌っているときには私たちの手話に合わせて手をグーパーしてくれたり、患者さんが口ずさんでくださったりしていて、元気を届けたいと思っていたけれど、私たちが元気をもらうことができた。」

「患者さんが涙を流してくださったり、『ありがとう、感動したよ』と声をかけていただいたりして、本当に胸がいっぱいになった。」

などと振り返りました。

普段病室で過ごされている患者さんに、少しでも季節を感じていただけたと思います。また、2年生を中心に、各病棟から

2階までの患者さんの移送を手伝わせていただき、新たな学びを得る機会にもなりました。会場内では、笑い声も多く、

御家族も一緒に楽しんでおられ、とても暖かい雰囲気で、楽しい七夕会になりました。

防災訓練を実施しました

<防災訓練>

平成29626日に防災訓練を行いました。今回は授業中の時間に、火災が起きたことを想定して行いました。

実際に消防署の方にも来ていただき、訓練の様子を見ていただきました。

避難訓練後、学生は

「防災訓練を行うことで、防災に対する意識も高まり、日頃から意識して行動できるようになると思った。」

「逃げる際に、階段がつまったことで少し焦った。実際の災害時には、もっと気持ちに余裕がなくなると考えると、訓練の重要性を考えることができた。」

「消防の方から、『私語が多い』と指摘され、本当に火災が起こって逃げる時には指示を聞かなければ逃げ遅れたりとかもするので、本当に起きていることを想定して訓練していきたいと思った。」

などと振り返っていました。

また、1年生は、避難訓練後に実際に消火器を用いて、使い方を教えていただきました。初めて使う学生が多く、

「初めて使ってみて、自分が思っているよりも遠くに水が飛んだことに驚いた。水の飛ぶ方向が風の向きにも影響されるので、調節が難しかった。」

「消防の方から言われた『消火を行う時には自分の退路も確保しておく』という言葉が印象に残った。避難を行う際にも大切だなと思った。」

と振り返りました。

避難訓練を通して、実際に起きた時に冷静に対応できるよう、11人が災害に対する意識をもつことが大切だと改めて感じました。

 

 

平成29年度オープンスクールの申し込み受け付けは終了いたしました

H29年度 オープンスクールの申し込み受け付けは終了いたしました。

平成30年度募集要項を掲載しました

平成30年度の募集要項を公開しました。

詳しくはこちらをご覧ください。(入学案内)

学生フォーラムに参加しました

5月26日に「中国四国グループ学生フォーラム」が岡山で開催され2年生39名が参加しました。
 学生フォーラムでは、中国四国地区にある国立病院機構9校の学生が集い、それぞれの学校の紹介やパフォーマンスを通して交流します。
 私たちも学生フォーラム係となった6名が中心となり、紹介スライドを作成したり、他校からのメッセージカードを入れてもらう投票箱を作りました。
 4月になってからの企画・準備だったため、係以外の学生にも協力してもらい、毎日昼休憩や放課後、帰宅後も時間を割いて準備をしました。その甲斐あって、当日は100点満点の出来で、多くの学校からも、発表や投票箱に対して好評のメッセージをもらうことができました。
 また、他校の発表を見ることで、自校にはない学習内容やクラブ活動を知るとともに、自校の特色を再認識しました。
皆で協力したことで得た団結力を生かしさらに多忙になるこれからの学生生活を有意義に過ごしていきたいです。



新入生歓迎会で交流を深めました

 4月から入学した51回生の新入生歓迎会が、5月2日に行われました。歓迎する側となった2年生(50回生)の新入生歓迎会実行メンバーを中心に、今年は屋外と屋内で行うスポーツ大会が企画されました。屋外競技を行うため学校のすぐ近くにある王子球場を借り、午前にはミックスリレー、タイヤ取り、午後は学校に戻り、講堂でソフトバレーボール、ドッジボールの計4種目を行いました。当日は日当たりの良い快晴で、運動日和となり、気温も高く、暑い中で行ったスポーツ大会でしたが、大きなけがをする人や体調不良者もなく楽しい大会となりました。1年生から3年生まで、各学年が混ざったチームに、それぞれ先生方を加えて、12チームに別れて競技を行いました。 

 また、お昼はそれぞれチームごとでお弁当を食べるなど、競技以外でも学年をこえてかかわる時間もあり、学生同士や先生方との親交を互いに深めるきっかけとなったスポーツ大会でした。新入生歓迎会終了後、実行メンバー代表は、「準備期間も短く、自分たちが主体となって行う大きな行事は初めてだったので、私たち実行メンバーもたくさんの不安がありましたが、競技終了後たくさんの方から『楽しかった』などの声をかけていただき、1年生だけでなく全員に楽しんでもらえることができたので良かった」と振り返りました。

 これから行われる様々な行事でも、学生や先生方全員で協力して行うことができるよう、今回のスポーツ大会を通して深めた関係を、さらに築いていきたいと思いました。

平成29年度オープンスクール 開催のご案内

 

H29年度 オープンスクールの申し込み受け付けは終了いたしました。

ただ今、H29年度オープンスクールの参加申し込みを受け付けています。
看護に興味のある高校生・社会人の皆様は是非お越しください。

詳細はオープンスクールご案内ページでご確認ください。

受け入れ人数に限りがあります。
お早目のお申し込みをお願いします。

平成29年度 第51回生 入学式 式辞

 今年の桜は今すでに爛漫と咲き誇っていますが、同時に野山の木々も一斉に芽吹き、この時期特有の明るさや美しさと同時に、生命の力強さを感じさせます。

 本日、入学された第51回生の皆さん、入学おめでとうございます。ここに至るまでには、辛いことや悲しいことがあったかと思いますが、皆さんは厳しい受験勉強を乗り越えて、晴れて、今日の入学式を迎えられました。皆さんの努力をたたえ、心からの祝福と歓迎の意を表したいと思います。ご来賓の皆様方には、ご多忙中にも拘わらず、新入生のためにご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。また、ご家族の皆様方には、お子様の晴れの姿をご覧になられて、感慨一入のことと思います。真におめでとうございます。

 今年の新入生は社会人3名を含む、男子学生6名、女子学生34名の計40名で、在校生とともに新しい学期をスタートできたことを、嬉しく思います。本校は、昭和29年(1954年)に創立されてから64年目を迎え、これまでに1,675名の卒業生を輩出してきました。国立病院機構では、143の病院に3万人を越える看護師が働き、毎年の新規採用者は4,000人を越えていますが、国立病院機構の看護学校が各県1校に集約され、さらに数校が大学に移管されたことにより、現在はわずか39校となり、昨年度の卒業生は 2,600名にまで少なくなりました。したがって、当校で学ぶ学生の皆さんには、一人でも多くが、国立病院機構の病院で活躍されることを願っています。

 我が国では、医療がますます高度化さらに複雑化している一方で、予想以上のペースで進む高齢化社会への対応が迫られ、治療の内容や医療提供のあり方が見直されるようになってきました。今は、寿命を延ばすことだけを目標とする医療ではなく、人が人らしく生きる尊厳を尊重した医療が求められるようになりました。そういう中では、知識や技術に優れているだけでは十分ではなく、患者さんの心や個性を理解し、精神面からサポートできる看護職が求められています。皆さんには、この看護学校の3年間でコミュニケーション力をしっかりと培って頂き、次に挙げる3つの能力を養って頂きたいと思います。1つ目は「他人と良い関係を築ける能力」、2つ目は「他人の幸せに喜びを感じる能力」、そして3つめは「相手の状況に身を置いて考えられる能力」の3つです。これらの能力が身につくよう日々努力して頂きたいと思います。

 塩野七生(ななみ)の小説に『ローマ人の物語』という大作がありますが、その中でローマ帝国1000年を支えた根底には「ノブレス・オブリージュ」という精神が大きな役割を果たしたと書かれています。日本語では「選ばれし者の果たすべき責任」と訳されており、日本の歴史で見れば、封建時代の「武士道」に通じるものがあります。皆さんはいま、とても幸福だと実感されていることと思います。幸福の多くは、家族をはじめ多くの人たちに支えられ、与えられた幸福です。したがって、幸福を感じるときには、幸福である事への責任も感じて頂きたい。皆さんは今日から、選ばれた者として、果たすべき責任を感じ、これからの長くて短い3年間を真剣勝負で臨んで頂きたいと思います。

 最後になりますが、皆さんが心身ともに健康で、悔いのない学生生活を過ごし、自信と誇りをもって看護師として羽ばたく日を迎えられることを心より願い、ここに式辞といたします。

平成29年4月11日

国立病院機構 米子医療センター
附属看護学校 学校長 副 隆 一