宣誓式を終えて

1年生

私は宣誓式を通して、将来看護師になるという思いを改めて確認し、強い決意を持つことができました。

クラス皆で決めたメッセージ性や思いのある曲の流れる中での入場は、皆で何度も練習した宣誓式がいよいよ始まるという感じで、身が引き締まる思いがしました。そして、キャンドルサービスではナイチンゲール像から、自ら持つロウソクに灯をいただきました。ナイチンゲールはロウソクの灯で暗闇を照らしながら病人を看病したと聞いていたので、今日宣誓式で受け継いだ灯はとても特別なものに思えました。ナイチンゲールが持つ深い慈愛の心、全ての人を救いたいという看護の決意や気持ちが、灯を通して伝わってくるようでした。50回生全員が同じ灯から小さな灯をいただく事で、みんながナイチンゲールの意志を受け継ぎ、同じ道を志すという実感が湧いてきました。40個の灯が並ぶ様子は、看護師を目指す新たな思いが、一同にそろったようで、厳かでとても美しい灯でした。

ナイチンゲール誓詞の斉唱では、誓詞の意味を改めてかみしめることができました。50回生全員で声をそろえた誓詞は、とても力強く決意がこもったものに感じました。誓詞に掲げられた看護師像を、将来看護師となって患者さんを支えていく際や、この先実習で患者さんと関わっていく際に活かしていけるよう、心に刻んで忘れないようにしたいと思いました。ナイチンゲール誓詞を唱えることで、看護師を志す者としての自覚がより一層深まりました。

この宣誓式は私にとってとても感慨深く、思い出に残る式だったと思います。先輩方に着けていただいたコサージュの花の、花言葉である「希望」の意味を改めて考え、立派な看護師になろうという決意をしたこの式のことを、これからもずっと大切にしていきたいと思います。