オープンスクールを終えて
平成28年7月9日にオープンスクールを開催しました。
本年度のオープンスクールのテーマは「看護の“芽”を育てよう」でした。ここでの“芽”は参加者の皆さんの中にすでにある、人を思いやる気持ちなどを指し、看護を行う上でもとても大切なものであり、「○○さんのために何かしたい」という他者に対する思いやりが、「どうしたらもっと○○さんが過ごしやすくなるのだろう」、「どうしたら○○さんが元気になるだろう」という思いにつながると考え、このテーマに決定しました。また、私たち学生が学んでいる講義や看護技術を体験していただくことで、参加者の持っている思いやりの気持ちと、私たち看護学生が学校で学ぶ看護の知識や技術がどのように繋がっているのかということを知っていただけるように工夫しました。
今年は、116名ととても多くの方に参加していただきました。講義や演習などの9つのブースの体験を通して、参加者の皆さんからは「さまざまな看護体験ができてよかった」「知りたいことを学生がわかりやすく教えてくれてわかりやすかった」「とてもいい学校だと感じた」「パンフレットでは知れないことも知れてよかった」という言葉をいただき、看護学校の学習内容や学校の雰囲気なども知っていただいたり、感じていただいたりすることができたのではないかと思います。私たち学生は参加者の皆さんに楽しんでいただき、看護に興味を持ってもらうことを目標として頑張ってきたので、このような言葉をいただくことができ嬉しく思います。
各学年、実習などに取り組みながらも、各ブースで連携を取りながら準備や練習をしていくことで、より良いものにしていくことができたのではないかと思います。実行委員と各ブースリーダーが中心となり、学生一人一人が協力していくことで、オープンスクールの成功につながったと思います。
今回、副実行委員長としてオープンスクールを運営することで、教科外活動を通してでしか学べないことがあることを改めて感じました。全学年が一つのことに向かう中で、協力をすることでリーダーシップや、メンバーシップなどの力を身つけること、連絡、報告をとり連携をとることの大切さを学ぶなど、貴重な経験を得ることができました。この経験を今後の学校生活に活かせるようにしていきたいと思います。