入学式を挙行しました!

木々の新芽が芽吹き、春の訪れを感じるようになったこの良き日に、私たち第52回生は、米子医療センター附属看護学校への入学を迎えられたことを大変嬉しく思います。

本日は、私たちのために入学式を挙行していただき、誠にありがとうございます。ご来賓の皆様、学校長先生をはじめ諸先生方に心より御礼申し上げます。

私は家族の入院をきっかけに看護師を目指すようになりました。家族の面会に行ってもなかなか会うことができなかったため、私の不安は募っていきました。その際、看護師が私の話を優しく聞いてくださり、そのおかげで私は少しずつ元気がでてきました。この時、看護師という仕事は患者さんだけではなく、そのご家族の心の支えになることができるということに気付きました。そして、私もこの時の看護師のように不安を抱える患者さんやそのご家族とじっくり向き合い、支えとなれるような看護師になりたいと思いました。

入学後は、看護の専門的な知識や技術、倫理的態度の基礎を学んでいきます。また、同時に相手の立場に合わせた、思いやりのあるあたたかい看護師を目指し、努力することを誓います。本校の先輩方を見本とし、クラスの仲間と支え、励まし合いながら成長していきます。

最後になりましたが、桜は一度、冬の厳しい寒さに身を置かなければ、花が咲かないそうです。今後、私たちが辛くなった時には、諸先生方をはじめ先輩方、そして家族の力をお借りすることがあると思います。その際、皆様方からご指導とお導きをいただき、3年後の看護師国家試験合格を目指していきます。 

 

平成30年4月10日

第52回生代表