3年生 学内実習:在宅看護論実習 地域包括支援センター実習を終えて

実習目標は・・・

  1. 地域で生活する高齢者や支援を必要とする人々を理解する
  2. 介護予防事業への参画ができる
  3. 地域包括ケアシステムについて理解を深め、保健医療福祉チームの中での看護の役割を考える
  4. 地域包括ケアシステムについて理解する
  5. 実習に対して主体的に取り組む姿勢をもつ
の5つの目標をもって臨みました。

 今回の在宅看護論実習地域包括支援センターの実習は学内実習で行い、米子市の地域包括支援センターの方を講師としてむかえ講義や事例検討を通して、 対象に合った社会資源の選択や、対象と退院を見据えて関わる看護を行う上で必要になる知識をたくさん得ることができました。講義の中で、 高齢者の生活環境の特徴から地域で生活する高齢者や支援を必要としている人々が日常生活を送る上で、どのような場面で困っているのかについて実際を学ぶことができました。 一人暮らしの高齢者には、自分の身の回りのことが出来ずに困っている人もいれば、家族の介護負担が大きくストレスを感じながら生活している人が 現状としているということが印象的でした。介護予防事業への参画では、実際の事例をもとにグループで介護予防に関するケアプランを作成し、 対象が安心して生活できるための支援について考えることが出来ました。
 地域包括支援センターの役割について、対象にサービスを選択する際の窓口となる機関であって、総合相談支援や介護予防・日常生活支援総合事業などにより、住民がサービスを利用することで地域の支え合い体制つくりを推進し、要支援者に対する効果的なサービスを可能とする役割であることを学ぶことができました。

〈画像は許可を得て掲載しています〉