避難訓練を終えて学んだこと

1年生 N 

 私は避難訓練を終えて、自分の身を守るために慌てずきちんと放送を聞いて素早く避難することが大切だと改めて実感しました。訓練ではありましたが、 実際、ベルの音を聞くと緊張感が増し、火災が起きたことを想定して行動することができたと思います。また、集合後は学年ごとに協力し点呼をするなど、 それぞれが自分の役割を意識し行動するために必要なことや大切なことは何かを考えるきっかけになったと思います。

 私が看護師になったときは、自分が避難することも大事かもしれませんが、患者さんを避難させることが優先になると思います。 そこで私が慌てたり焦ってしまうと患者さんも不安になってしまうと思うので、そんな時こそ落ち着いて冷静に判断する必要があると考えます。 今回の避難訓練では、自分が避難することに加え、先生方が火災の被害が拡大しないように窓を閉めるなどの指示をする等、具体的な行動を見ることができたため、 将来指示を出す立場になった時の手本を見ることができたと思います。

 避難訓練後の消火器訓練では、今まで他者が実施しているところを見ることはありましたが、実際に自分が実施するのは初めてでした。 消火器訓練を体験して、意外と水力が強く先端をしっかりと持っていないといけないと実感しました。また、消火栓は中を見たのも初めてでした。 消火栓は消火器よりもさらに水力が強く、しっかり踏ん張らないと体全体を持っていかれそうに感じました。消火器も消火栓も使い方はもちろん、 水を当てる場所など使用するにあたって大切なポイントがたくさんあり、間違えて覚えて使うと無意味になってしまうため、今回教えていただいたことをしっかりと覚え、 火災が起きた時に役立てていきたいと思います。今回の避難訓練で自分を含む多くの人の命を救うことにつながる学びの多い有意義な時間になりました。