平成28年度 米子医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0〜 10〜 20〜 30〜 40〜 50〜 60〜 70〜 80〜 90〜
患者数 438 171 90 154 238 338 803 870 981 338
年齢階級別にみると60歳以上の患者割合が全体の約7割を占めています。
0歳から9歳までの患者割合も突出していますが、これは小児救急輪番を受けている事が起因しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 35 6.17 5.60 0.00 32.23
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 34 21.88 17.65 0.00 70.06
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 29 8.21 7.61 0.00 57.66
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 19.39 15.92 3.45 70.17
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 17 11.12 9.08 0.00 68.53
外科では、虫垂炎 虫垂切除術と胃の悪性腫瘍 胃切除術の症例が上位を占めています。
感染症内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 19 26.68 21.25 31.58 88.58
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症手術なし 副傷病なし - - 12.43 - -
0400801299x001 肺炎等(市中肺炎かつ15歳以上65歳未満)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア1 - - 10.21 - -
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア2 - - 15.29 - -
0400801299x000 肺炎等(市中肺炎かつ15歳以上65歳未満)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア0 - - 8.31 - -
誤嚥性肺炎は高齢者で発症しています。合併症が多いこと、誤嚥性肺炎の治療が終了しても退院先を探すことが難しいため入院期間が長くなる傾向があります。
支柱肺炎は重症度(A-DROPの点数が高い)が高くなるほど入院期間は延びる傾向にあります。
なお、患者数が10未満の場合は平均在院日数(全国)を除き「−」ハイフンで表示しています。
胸部血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍手術なし 手術・処置等2−4あり 副傷病なし 79 9.10 4.64 0.00 52.54
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患その他の手術あり 73 6.15 3.34 0.00 64.99
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし 35 12.29 6.59 0.00 61.09
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍手術あり 手術・処置等2なし 34 29.18 12.73 0.00 67.15
040200xx01x00x 気胸肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 7.91 10.09 0.00 35.22
胸部血管外科では、乳房の悪性腫瘍、静脈・リンパ管疾患の症例が上位を占めています。
血液腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病手術あり 手術・処置等2−2あり 29 62.00 41.96 0.00 52.86
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群手術あり 手術・処置等2−4あり 副傷病なし 26 23.10 21.92 0.00 72.27
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫手術なし 手術・処置等2−4あり 副傷病なし 24 16.25 16.83 0.00 66.63
130040xx97x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物手術あり 手術・処置等2−5あり 16 40.94 43.48 0.00 68.13
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫手術あり 手術・処置等2−4あり 副傷病なし 13 31.62 34.90 0.00 67.54
血液腫瘍内科では、急性白血病、骨髄異形成症候群、非ホジキンリンパ腫の症例が上位を占めています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 80 27.74 21.25 15.00 86.33
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 60 2.98 3.68 0.00 71.02
0400801299x000 肺炎等 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア0 33 10.76 8.31 0.00 40.03
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 24 36.54 19.92 0.00 77.17
0400801499x001 肺炎等 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア1 22 15.68 13.60 4.55 83.18
呼吸器内科では、誤嚥性肺炎、肺の悪性腫瘍の症例が上位を占めています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1−1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 39 2.79 3.06 2.56 69.56
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 28 17.96 7.82 3.57 86.21
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1−なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 25 4.00 4.71 4.00 72.88
050210xx97000x 徐脈性不整脈手術あり 手術・処置等1−なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 11 9.00 11.38 9.00 79.36
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 12.84 - -
循環器内科では、狭心症、慢性虚血性心疾患の症例が上位を占めています。
狭心症、心筋梗塞など虚血性心疾患のカテーテル検査・治療、頻脈性不整脈に対する薬物治療・カテーテル治療、徐脈性不整脈に対するペースメーカ治療、その他心不全治療などを中心に循環器専門医療を行っています。
なお、患者数が10未満の場合は平均在院日数(全国)を除き「−」ハイフンで表示しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 128 5.66 5.79 0.00 5.57
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 63 4.92 6.09 1.58 1.19
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 42 3.45 5.50 0.00 3.07
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 41 5.68 6.02 0.00 1.68
030270xxxxxxxx 上気道炎 34 4.82 4.83 2.94 0.44
小児科では、入院治療の約8割は各種感染症(特に6割は呼吸器感染症)ですが、その他川崎病のような熱性発疹性疾患、腎疾患、けいれん性疾患、アレルギー疾患を中心として、幅広く診療を行っております。外来では発達の遅延・障害、心身障害等も含め診療しております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 36 5.69 2.72 27.77 65.33
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし 34 6.74 7.89 0.00 60.76
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの)その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 11.69 10.93 0.00 68.88
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。)手術なし 手術・処置等2−4あり 副傷病なし 26 9.04 9.82 0.00 65.65
060190xx99x0xx 虚血性腸炎手術なし 手術・処置等2なし 25 7.20 9.19 0.00 71.20
消化器内科では、小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)、穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患や胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの)の症例が上位を占めています。
小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)では転移率も高くなっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 142 25.54 27.63 76.06 84.65
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 71 16.72 20.57 74.65 81.23
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 52 5.35 5.49 3.84 54.15
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 47 23.96 26.26 29.79 76.26
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 42 15.07 11.91 0.00 32.38
整形外科では二次救急を色濃く反映した形で、高齢者の外傷(主に骨折)を最も多く扱っています。したがって、外科的治療(骨接合術や人工骨頭挿入術)や脊椎圧迫骨折に対する急性期の保存的治療が多く、また、慢性疾患として変形性質関節症に対する人工膝関節置換術やスポ−ツ外傷での膝前十字靭帯損傷に対する再建術が多いのが特徴です。指標では、股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術の症例が最も多くなっています。
また、整形外科全体として、転院率も高くなっております。
糖尿病代謝内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 85歳未満 15 10.80 11.48 0.00 65.27
100071xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 85歳未満 - - 12.20 - -
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)手術なし 手術・処置等2−1あり 副傷病なし 85歳未満 - - 14.61 - -
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡手術・処置等2なし 副傷病なし - - 13.78 - -
100071xx99x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 85歳未満 - - 12.94 - -
糖尿病・代謝内科では、主に糖尿病に対する精査・加療・教育を行っています。2型糖尿病が多い一方で、1型糖尿病や膵性糖尿病も少なくありません。病態に合わせた治療方法を選択すると共に、糖尿病療養指導士の資格を持つスタッフを中心に、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士が、個々に合わせて生活指導を実施しています。
インスリン導入も多く、インスリンポンプの導入も可能です。
なお、患者数が10未満の場合は平均在院日数(全国)を除き「−」ハイフンで表示しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 30 5.87 5.83 0.00 57.50
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病なし 30 5.93 7.08 0.00 84.80
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2−2あり 副傷病なし 29 8.24 7.85 0.00 77.41
110420xx97xx0x 水腎症(その他) その他の手術あり 副傷病なし 27 4.33 5.33 0.00 67.00
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍手術なし 手術・処置等1あり 18 8.32 5.68 0.00 73.00
泌尿器科では、上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 と上部尿路疾患 その他の手術あり と膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術が上位の3項目となっており全体の占める割合も高くなっています。
その他、腎あるいは尿管の悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術も実施しています。多岐に渡る泌尿器疾患に対し大学病院との連携のもと適切な治療の実践に努めています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 43 - 18 33 22 - 1 7
大腸癌 19 26 36 69 - 14 2 7
乳癌 49 46 44 12 - 45 1 7
肺癌 36 11 25 66 - 23 1 7
肝癌 - - - - - 10 2 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数を見ると
胃癌ではステージ1、大腸がんではステージ4、乳がんではステージ1〜3、肺がんではステージ4、肝癌ではステージ3〜4、での初発割合が多い傾向です。
再発の割合では、乳がんの29.6%が最も高い割合となっています。
症例数が少ない肝がんでも再発率は高いようです。
なお、患者数が10未満の場合は、「−」ハイフンで表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 39 11.87 47.18
中等症 127 15.74 78.94
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
症例数を見ると中等症が多く全体の73%を占めています。
年齢が高くなるほど重症度も高くなり、平均在院日数も長くなる傾向があります。
不明については、該当がありません。
なお、患者数が10未満の場合は、「−」ハイフンで表示しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
脳梗塞のICD10別患者数では、I63$の脳梗塞症例が、全体の90%を占めています。3日以内に入院治療を受けた場合の転移率が高くなっています。
なお、患者数が10未満の場合は、「−」ハイフンで表示しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 41 1.41 6.41 0.00 58.93
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 37 0.35 4.62 0.00 35.72
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 32 4.63 14.69 3.12 69.19
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 21 2.86 19.00 0.00 68.90
K7161 胃切除術(悪性腫瘍手術) 12 2.33 25.75 16.67 91.67
外科では、腹腔鏡下胆嚢摘出術と腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)が上位を占めています。
胃切除術(悪性腫瘍手術)においての転移率が高くなっています。
胸部血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-2 大伏在静脈抜去術 68 2.15 2.03 0.00 63.90
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 40 2.58 8.65 5.00 61.80
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 37 3.57 3.81 0.00 35.14
K514-23 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 16 6.81 13.63 0.00 69.44
K4765 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 16 3.19 15.25 0.06 68.50
胸部血管外科では、大伏在静脈抜去術が上位となっています。また、乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない))と胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) が上位を占めています。
乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) は転移率が高くなっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 33 1.97 5.30 0.03 70.06
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
K5492 経皮的冠動脈形成術(その他) - - - - -
K5463 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) - - - - -
K597-2 内シャント設置術 - - - - -
冠動脈病変に対するカテーテル治療、徐脈性不整脈に対するペースメーカ治療、頻脈性不整脈に対するカテーテル治療など循環器専門治療を行っています。
なお、患者数が10未満の場合は、「−」ハイフンで表示しています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 10 1.20 2.30 0.00 0.60
K7151 腸重積症整復術(非観血的) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
小児科では、鼓膜切開術と腸重積症整復術(非観血的) が主となっています。
他には該当がありません。
なお、患者数が10未満の場合は、「−」ハイフンで表示しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K654 内視鏡的消化管止血術 49 1.06 12.31 0.04 71.24
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 20 1.00 9.90 0.10 75.40
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 19 1.37 7.42 0.00 76.79
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 17 1.41 10.88 0.00 76.12
K6852 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 11 1.36 4.64 0.00 78.91
消化器内科では、内視鏡的消化管止血術が49人と上位であり、内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ)や内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層)、内視鏡的胆道ステント留置術が17人から20人と2位〜4位を占めています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 95 2.57 21.31 0.74 85.09
K0462 骨折観血的手術(前腕) 61 0.93 5.77 0.11 71.25
K0811 人工骨頭挿入術(股) 59 2.34 23.47 0.75 81.53
K0821 人工関節置換術(膝) 54 1.57 20.94 0.31 76.09
K0463 骨折観血的手術(下腿) 26 2.58 25.42 0.35 63.04
整形外科では二次救急を色濃く反映した形で、高齢者の外傷(主に骨折)を最も多く扱っています。したがって、外科的治療(骨接合術や人工骨頭挿入術)や脊椎圧迫骨折に対する急性期の保存的治療が多く、また、慢性疾患として変形性質関節症に対する人工膝関節置換術やスポ−ツ外傷での膝前十字靭帯損傷に対する再建術が多いのが特徴です。指標では、骨折観血的手術(大腿)が95人と上位であり、骨折観血的手術(前腕)や人工骨頭挿入術(股)(膝)が54人から61人と2位〜4位を占めています。
整形外科での症例では、骨折観血的手術(大腿)と人工骨頭挿入術(股)が高い転院率となっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 59 0.75 5.20 0.00 81.69
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 54 2.59 7.28 0.02 76.48
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 31 1.68 4.65 0.03 58.48
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 25 0.12 1.00 0.00 57.88
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 14 3.71 8.79 0.00 76.21
泌尿器科では、経尿道的尿管ステント留置術や膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他)が上位2項目を占めています。
その他、腎あるいは尿管の悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術も実施しています。多岐に渡る泌尿器疾患に対し大学病院との連携のもと適切な治療の実践に努めています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 15 0.31
異なる - -
当院では入院契機と異なる症例数が多いのは「播種性血管内凝固症候群」となっておりますが症例数が10件以下のため表示していません。
同一症例数で多いのは「手術・処置等の合併症」となり0.31の発生率となっています
なお、症例数が10未満の場合は、「−」ハイフンで表示しています。
更新履歴
平成29年9月
新規掲載